●元古着屋店員
●これまで古着にかけてきたお金100万円以上！
●月9出演女優さんにオーディション時の衣装についてアドバイス経験アリ！！
どうも、こんにちは！
あまなんです！！
だいぶ久しぶりになってしまいましたが、
また古着のレビューをしていきたいと思います！
今回ご紹介するのはこちら！！
M-65フィールドジャケット UCP(ユニバーサルカモ)
です！
それではいってみましょう！
サイズ感・着用感
身長180ｃｍ 70ｋｇのボクがMEDIUM SHORTを着てみました！
中はスウェットの上にフリースを着ています。
M-65用のライナーもありますが、
このときは外しています。
ライナーなしだと中にこのくらい着ていてもストレスなく着れるかな。
ライナーありだと若干ゴワゴワするといった印象ですね！
着用感は生地がかなり厚くしっかりしていてめっちゃタフな作りになってます！
おそらく防刃の役割もあるのではないかと。
なので若干重さがあります。
お料理用の計量器で計ったら約1.5ｋｇありました(素人計測なので誤差はお許しをｗ)
この頑丈な作りのおかげで防風性はかなり高いですね！
襟を立ててフロントジップを閉めればほとんど風が入ってこない印象。
中にライナーを付ければ保温性も確保できます！
なので、雪が降る地域でなければライナーなしで3シーズン、
ライナーありだと冬でも着れちゃいますね！
真冬はちょっとキビシイかなｗ
M-65とは？？
M-65はそれまで支給されていたM-51の改良版。
主な変更点は
・生地がコットン50％ナイロン50％
・簡易フードが収納できる立ち襟
・ボタン留めの襟と袖口がベルクロタイプに
・袖口に折り込み可能なフラップがつけられる(このモデルでは省略されている)
・肩の後ろにアクションプリーツ
・腰のドローコードが外側から内側に
・着脱式のライナーが片面パイルからキルトへ
ライナーを付けるとこんな感じ
1965年から2008年まで約40年間にわたって採用され続けてきた傑作中の傑作。
今なお芸能人の方が着たり、
有名ブランドがサンプリングするなどこの一着が世の中に与えた影響は計り知れません！！
古着のアイテムの中でも大定番ですよね！
そんなM-65はこれまでに大きくわけて4回モデルチェンジをしてきました。
次に年代別の見分け方を簡単にご紹介したいと思います！
M－65年代別の見分け方
・1ｓｔモデル(1965～66)
登場からたった1年しか作られなかった1ｓｔモデルは球数が非常に少なくM－65が100着あって1着あるかないかだそう。
1ｓｔモデルの最大の特徴は肩にエポレットがないことです。またフロントジップがアルミ製であることで判別できます。
このまえ古着屋さんで見つけて買おうかどうか迷っていたら売れちゃいました(泣)
やはり出会った瞬間に手に入れないとダメですな(・ω・)ノ
・2ndモデル(1967～71)
2ndモデルの特徴は肩にエポレットが取り付けられたこと。
これはライフルなどを担いだ時に落ちないようにするためのもので、
軍服でよく見るディテールですね！
2ndもアルミジップが採用されています。
・3rdモデル(1972～85)
3rdモデルはジップがアルミ製からブラスジップ(真鍮製)に変更されているところで見分けることができます。
・4thモデル(1986～2008)
4ｔｈモデルはフロントジップが真鍮製からプラスチック製に変更されています。
色もそれまでオリーブ1色だったのに対し、
ウッドランドカモ・デザートカモ・ユニバーサルカモなどといったカモフラージュパターンも登場してきます。
UCP(ユニバーサルカモ)とは
ACU(Army Combat Uniform)はアメリカ陸軍が2005年4月から配備した新しいタイプの迷彩服。
1980年ごろから採用されているBDU(Battle Dress Uniform)や砂漠地帯で使用されるDCU(Desert Camouflage Uniform)の後継として採用された迷彩パターン。
それがこの3種類。
●UCP(Universal Camouflage pattern) 通称・ユニバーサルカモ
●OEFCP(Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern) 通称・マルチカム
※この3着の画像はWikipediaより引用
●OCP(Operational Camouflage pattern) 通称・スコーピオンW2
その中でもUCP(ユニバーサルカモ)はACUで採用された最初の迷彩パターンです。
正方形や長方形の細かいピクセルで構成されたいわゆる「デジタル迷彩」。
さまざまな地形に適応可能な汎用性の高い迷彩パターンとして開発されたが、
実際に配備が開始されると「コンクリート以外で迷彩効果がない」などと現場兵士から批判が相次いだ。
それをきっかけに後に登場する「マルチカム」や「スコーピオンW2」に移行していき、
UCPは2019年9月30日をもってすべての運用を終了している。
まとめ
古着の中でも大定番のこのアイテム。
かっこよくて頑丈でしかも気軽に羽織れる！！
これから暖かくなり始めてもまだまだ着れますよ！
M-65は年代や状態・サイズなどで価格も大きく変わってきます。
だからこそ自分に合った1着を探す楽しみがありますよね！
まだ持ってないよって方はこれを機会にさがしてみては！
楽天でも多数扱われているのでぜひ！！
【中古】 80s 米軍実物 U.S.ARMY M-65 フィールド ジャケット 3rd モデル ミリタリー(SAMLL-REGULAR) k6879
【中古】 60s 米軍実物 M-65 フィールド ジャケット 2nd グレーライナー ミリタリー (REGULAR SMALL) j4175
【中古】良好品◆実物 米軍 M-65 フィールドジャケット ウッドランドカモ♪ミリタリー アーミー アメリカ 放出品 迷彩
真ん中のグレーライナーってやつかなりレアです！！
ちなみにボクが今回ご紹介したM-65も楽天で買いましたｗ
お気に入りの1着が見つかりますように！
この記事が何かみなさんのお役に立てたら幸いです！
では、また！！
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